ショコラトリー・チョコレート専門店のための 原価計算クラウド

ボンボンショコラ1粒の原価を、5キロの袋のまま自動で計算

チョコレート専門店の原価計算がやりにくいのは、1粒あたりの数字が小さく、しかも材料費だけでは終わらないからです。クーベルチュールは1キロや5キロの袋で届き、1粒に使うのは数グラム。そこにガナッシュの生クリーム、コーティングのチョコ、転写シートが乗り、さらに箱・中仕切り・リボン・保冷剤が1箱ごとに乗ります。20種類、30種類とボンボンがあれば、その計算を種類の数だけ繰り返すことになります。

Coboard(コーボード)は、仕入れた単位のまま材料を登録しておけば、1粒に使うぶんの原価を自動で計算します。カカオの相場が動いてクーベルチュールの値段が上がったときに直すのは材料マスターの1か所だけで、そのチョコを使うすべてのボンボンとタブレットがまとめて計算し直されます。

クレジットカード不要・無料プランあり

チョコレート専門店の原価が読みにくい4つの理由

1つめは、1粒の材料費が小さいのに、包材が大きいことです。ボンボン1粒の中身は数十円でも、8粒入りの箱・中仕切り・リボン・シール・保冷剤を足すと、包材が原価の中で無視できない比率になります。中身の原価だけを見て値付けをすると、箱に入れた瞬間に利益が消えます。

2つめは、同じ「チョコレート」でも単価がまるで違うことです。カカオ分の違うダークとミルクとホワイト、産地を指定したシングルオリジン、製菓用のパータグラッセ。同じ名前で1つの材料にまとめてしまうと、どの商品が高いチョコを使っているのかが見えなくなります。

3つめは、手仕事の時間が原価の主役になることです。テンパリング、シェルの型入れ、ガナッシュの充填、蓋閉め、カット、コーティング、転写や飾りの仕上げ。材料費が同じでも、工程の多いボンボンは利益の残り方がまったく違います。

4つめは、仕入れ値が動くことです。カカオの相場と為替は、クーベルチュールだけでなく生クリームやバターにも効きます。しかも同じチョコがほぼ全商品に入るため、1回の値上げがメニュー全体に一度に効きます。

  • 1粒の材料費は小さいのに、箱・中仕切り・リボンが1箱ごとに乗る
  • カカオ分や産地で、同じ「チョコレート」でも単価が違う
  • テンパリングや充填の手間が原価の主役になる
  • 同じチョコが全商品に入るため、1回の値上げが全体に効く

5キロの袋も1リットルの生クリームも、仕入れた単位のまま登録できます

Coboardの材料マスターには、単位と基準量と単価を登録します。単位はグラム・キログラム・ミリリットル・リットル・個・枚などから選べます。5キロ12,000円のクーベルチュールなら、単位をグラム、基準量を5000、単価を12000と登録します。これで1グラムあたり2.4円です。

あとはレシピに使う量を入れれば、その1粒ぶんの材料費が計算されます。1リットル600円の生クリームを、単位をミリリットル、基準量を1000、単価を600で登録しておけば、ガナッシュに使ったぶんだけが乗ります。転化糖、バター、ナッツ、フルーツピューレ、酒類も同じ考え方です。

カカオ分や産地の違うチョコは、それぞれ別の材料として登録します。1粒あたり数円の差でも、粒数をかけると月末の数字が変わります。どのボンボンが高いチョコを使っているのかを、感覚ではなく数字で比べられます。

  • 単位はグラム・キログラム・ミリリットル・リットル・個・枚などから選択
  • 「単価 ÷ 基準量」で1グラムあたりの単価を自動計算
  • カカオ分・産地の違うチョコは別の材料として登録
  • 単価を直す場所は材料マスターの1か所だけ

ガナッシュは仕込み品にして、1回の仕込みから何粒取れるかで割る

ガナッシュ、プラリネ、キャラメル、パータグラッセの調整。チョコレート専門店には「まとめて仕込んで、少しずつ使う」ものがたくさんあります。Coboardではこれを仕込み品としてひとつのレシピにして、ボンボンのレシピからその仕込み品を材料として使えます。

積み上げ方は、仕込み1回ぶんの原価を出来高で割って1グラムあたりの原価にし、使った量をかける形です。たとえばフランボワーズのガナッシュを1回で1,200グラム仕込んで原価が3,000円なら、1グラムあたり2.5円です。1粒に8グラム充填するボンボンには、ガナッシュぶんとして20円が乗ります。

シェルの型入れとコーティングに使うチョコも、1粒あたりの量として登録します。仕込みの中でさらに別の仕込みを使う形も、そのまま重ねられます。プラリネを作ってからガナッシュに混ぜ、そのガナッシュをボンボンに使う、という段の重なりを登録できます。

  • ガナッシュ・プラリネ・キャラメルを仕込み品として1つ登録
  • 仕込み1回ぶんの原価を出来高で割り、1グラムあたりに換算
  • 使った量に応じて各ボンボンへ自動で按分
  • 仕込みの中で別の仕込みを使う重なりにも対応

枠から切り出すと端が出ます。歩留まりはマイナスの数で入れる

ガナッシュを枠に流して固め、ギターカッターで切り出すと、四辺の端は商品になりません。生クリームを煮詰めるキャラメルは、仕込んでいる間に水分が飛んで量が減ります。仕込んだ重さをそのまま出来高として計算すると、1グラムあたりの原価を実際より安く見積もることになります。

Coboardでは、レシピの歩留まりの欄にマイナスのグラム数を入れると、その分だけ出来高が減ります。1,200グラム仕込んで端が120グラム出るなら、マイナス120と入れておけば、実際に商品になる1,080グラムで割った1グラムあたりの原価になります。

この数字は、切り方や枠のサイズを見直したときの効果を確かめるのにも使えます。端の出方を変えたら歩留まりの数字を更新するだけで、そのガナッシュを使うすべてのボンボンの原価が計算し直されます。

  • カットの端や煮詰めで減るぶんは、歩留まりにマイナスのグラム数で入力
  • 実際に商品になる量で割った1グラムあたりの原価になる
  • 歩留まりを更新すると、その仕込みを使う全商品にまとめて反映

箱・中仕切り・リボン・保冷剤を、1箱の原価に積む

チョコレートは包材の比率が高い商品です。8粒入りの化粧箱、中仕切りのトレー、リボン、シール、手提げ袋、夏場の保冷剤と保冷バッグ。これらは1箱ごとに消えていきます。Coboardでは包材と消耗品の2種類に分けて登録し、完成品ごとに積み上げます。1箱の原価には、材料費・人件費・包材費のすべてが入ります。

中身の原価だけを見ていると、箱に入れた状態での原価率を読み違えます。同じボンボンでも、量り売りで紙袋に入れる場合と、化粧箱に詰めてリボンをかける場合とで原価がどれだけ違うのかを、数字で確かめてから価格を決められます。

  • 化粧箱・中仕切り・リボン・シール・保冷剤を包材として登録
  • 包材と消耗品を分けて登録し、完成品ごとに積み上げ
  • 1箱の原価に材料費・人件費・包材費を含めて計算

テンパリングや充填の手間を、人件費として原価に入れる

ボンボンショコラは、テンパリング、型にチョコを流してシェルを作る、ガナッシュを充填する、固まってから蓋を閉じる、型から出す、飾りを付ける、という工程を重ねます。1粒あたりでは数秒でも、100粒、200粒と作れば、まとまった時間になります。Coboardでは、工程の名前と担当するスタッフの区分と時間を分で登録し、月給と月あたりの労働時間から出した1分あたりの人件費を原価に積みます。

材料費と人件費は分けて確認できるため、「材料は安いのに手間で利益が消えているボンボン」を見つけられます。工程はレシピにも完成品にも登録でき、仕込みに入れた手間は、その仕込みを使う商品にも引き継がれます。

  • 工程名・担当区分・時間(分)を登録して人件費を原価に積む
  • 1分あたりの人件費は、月給と月あたりの労働時間から算出
  • 材料費と人件費を分けて確認できる
  • 仕込みに入れた手間は、それを使う商品にも引き継がれる

カカオが値上がりしたとき

カカオの相場と為替は、こちらの都合とは関係なく動きます。しかもチョコレート専門店では同じクーベルチュールがほぼ全商品に入るため、1回の値上げが商品表のほぼ全体に効きます。Coboardでは材料の単価を更新すれば、その材料を使うすべての商品の原価と原価率がまとめて計算し直されます。1品ずつ計算表を開いて直す必要はありません。

納品書をスマホで撮って取り込むと、前回と単価が違う品目を「単価が変動した品目」として知らせます。マスターの単価を新しい値に更新するか、マスターは変えずに今回の入庫だけ記録するかを選べます(Businessプラン)。値上げに気づかないまま古い原価で売り続けることを防げます。

直近で単価が動いた材料は、ホーム画面のお知らせに変動の大きい順で並びます。どの商品の値付けを見直すべきかを、相場の記憶ではなく記録から判断できます。

  • 材料の単価を更新すると、その材料を使う商品の原価率がまとめて再計算
  • 納品書の撮影で単価の変動を検知し、更新するかどうかを選べる(Businessプラン)
  • 直近で単価が動いた材料を、変動の大きい順に確認

催事の手数料と送料を引いてから、売価を決められます

チョコレートの売上は、バレンタインの催事と通信販売に大きく寄ります。どちらも売価がそのまま手元に残るわけではありません。催事には販売手数料が、通販には決済手数料と送料がかかります。Coboardの売価シミュレーターでは、完成品・消耗品・販売手数料・決済手数料・送料を順に入れて、売価や利益を逆算できます。

計算のしかたは2通りから選べます。狙う原価率を決めて売価を出す方法と、手数料と送料を引いたあとに手元へ残したい利益率を決めて売価を出す方法です。催事のように手数料の割合が大きい場合は、後者のほうが実際の手取りに近い価格が出ます。

詰め合わせのアソートは、複数の完成品をまとめて1つの計画として扱えます。8粒入りと12粒入りで手取りがどう変わるかを並べて比べられます。計算結果の保存はProプラン以上でご利用いただけます。

  • 完成品・消耗品・販売手数料・決済手数料・送料を順に入力
  • 狙う原価率から出す方法と、手元に残したい利益率から出す方法を選べる
  • 複数の完成品をまとめたアソートの値付けにも対応
  • 計算結果の保存はProプラン以上

20種類のボンボンから、利益を削っている品だけを見つける

狙う原価率を決めておくと、それを超えた商品に赤字の数字と警告の印が付きます。既定は40パーセントで、お店に合わせて変更できます。種類の多いボンボンの一覧の中から、見直すべき商品だけを拾い出せます。

棚卸しと納品書の記録がそろっていれば、レシピどおりに使ったはずの理論の原価と、実際に減った在庫から出した原価の差も確認できます(Businessプラン)。テンパリングの失敗や、型から出すときに割れたぶんで消えている量が、廃棄とそれ以外に分けて出ます。

  • 狙う原価率を超えた商品に警告の印を表示(既定は40パーセント)
  • 種類の多い商品の中から見直すべき品を一覧で確認
  • 理論の原価と実際に減った在庫の差を確認(Businessプラン)

使い方はかんたん3ステップ

1

材料と単価を登録

クーベルチュール・生クリーム・転化糖・ナッツを、仕入れた単位と基準量と単価で入力します。カカオ分や産地の違うチョコは別の材料に分けます。

2

ガナッシュとボンボンを組む

ガナッシュを仕込み品として登録し、切り出しの端は歩留まりにマイナスで入れます。ボンボンのレシピから仕込み品を使います。

3

箱代と手間を積む

化粧箱やリボンを包材として、テンパリングや充填を工程として積むと、1箱の原価と原価率が出ます。売価シミュレーターで催事の手数料も引けます。

よくある質問

5キロで買ったクーベルチュールから、1粒ぶんの原価は出せますか?
はい。材料マスターに単位をグラム、基準量を5000、単価を仕入れ値で登録すると1グラムあたりの単価が出ます。あとはレシピに使う量を入れるだけで、その1粒ぶんの材料費が計算されます。生クリームやピューレはミリリットル単位でも同じように登録できます。
ダークとミルクで単価が違いますが、分けて管理できますか?
カカオ分や産地の違うチョコは、それぞれ別の材料として登録します。1粒あたり数円の差でも粒数をかけると月末の数字が変わるため、どのボンボンが高いチョコを使っているのかを数字で比べられます。単価の更新はそれぞれの材料で行い、その材料を使う商品だけが計算し直されます。
ガナッシュはどう登録しますか?
仕込み品としてひとつのレシピにして、ボンボンのレシピからその仕込み品を材料として使います。仕込み1回ぶんの原価を出来高で割った1グラムあたりの原価に、使った量をかけて計算されます。仕込みの中でさらに別の仕込みを使う重なりにも対応しています。
カットしたときに出る端は原価に反映できますか?
レシピの歩留まりの欄にマイナスのグラム数を入れると、その分だけ出来高が減ります。1,200グラム仕込んで端が120グラム出るならマイナス120と入れておけば、実際に商品になる1,080グラムで割った1グラムあたりの原価になります。煮詰めて減るキャラメルも同じ入れ方です。
化粧箱やリボンの代金も原価に入れられますか?
はい。化粧箱・中仕切り・リボン・シール・保冷剤などを包材と消耗品に分けて登録し、完成品ごとに積み上げます。1箱の原価には材料費・人件費・包材費のすべてが入るため、量り売りと化粧箱入りで原価がどれだけ違うかも比べられます。
テンパリングや充填の手間は原価に入れられますか?
工程の名前と担当するスタッフの区分と時間を分で登録すると、月給と月あたりの労働時間から出した1分あたりの人件費を原価に積みます。材料費と人件費は分けて確認できるため、手間で利益が消えている商品を見つけられます。工程はレシピにも完成品にも登録できます。
バレンタイン催事の販売手数料を引いた利益も出せますか?
売価シミュレーターで、完成品・消耗品・販売手数料・決済手数料・送料を順に入れて売価や利益を逆算できます。狙う原価率から出す方法と、手数料と送料を引いたあとに手元へ残したい利益率から出す方法を選べます。詰め合わせのアソートのように複数の商品をまとめた値付けにも使えます。計算結果の保存はProプラン以上でご利用いただけます。
料金はかかりますか?
Freeプラン(¥0)があり、まずは無料でお試しいただけます。新規登録では、より多くの機能を使えるBusinessプランを30日間無料でお試しいただけます(クレジットカード登録不要)。

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