パティスリー・洋菓子製造小売のための 食品表示ラベル作成

洋菓子の食品表示ラベルを、レシピの登録だけで自動作成

洋菓子店で食品表示が必要になるのは、ショーケースでの対面販売から一歩出た瞬間です。焼き菓子を袋詰めして棚に並べる、ホールケーキを箱に入れて渡す、ギフトの詰め合わせを組む、マルシェや催事に出店する、通信販売を始める。このとき容器包装には「一括表示」と呼ばれるラベルが必要になります。一括表示とは、名称・原材料名・添加物・アレルゲン・内容量・期限・保存方法・製造者などをひとまとめに記載した表示のことです。

洋菓子は品目が多く、生菓子と焼き菓子で期限の考え方も変わります。さらにスポンジ、カスタード、ガナッシュのように仕込みが層になるため、原材料を重量の多い順に並べ直す作業が手作業ではとても重くなります。Coboard(コーボード)は、材料とレシピを登録しておけば、仕込み品の入れ子をたどって原材料まで展開し、洋菓子1品ぶんの一括表示を自動で組み立てます。

クレジットカード不要・無料プランあり

洋菓子店で食品表示ラベルが必要になる場面

ショーケースに並べたケーキを、お客様の前で箱に詰めて渡す対面販売では、一括表示は原則として求められません。一方、あらかじめ包装して売り場に置く焼き菓子や、包装した状態で並べる詰め合わせ、催事やマルシェへの出店、通信販売では表示が必要になります。同じマドレーヌでも、その場で包むのか、袋詰めして棚に置くのかで扱いが変わります。

洋菓子店は季節ごとに品目が入れ替わります。母の日やクリスマスの限定品、夏の焼き菓子ギフト。そのたびに新しいラベルを起こすことになるため、1品ずつ手書きやExcelで作る運用は続きません。

表示が必要かどうかの最終的な判断は、管轄の保健所やガイドラインもあわせてご確認ください。Coboardは表示内容の作成を支援するツールで、適合の確認はご利用者様側で行っていただく前提です。

  • 対面でその場で包装して渡す販売:一括表示は原則として不要
  • 包装して売り場に並べる焼き菓子・生菓子:表示が必要
  • ギフトの詰め合わせ、催事・マルシェ、通信販売:表示が必要
  • 季節限定品が増えるたびに、ラベルを起こし直すことになる

生菓子は消費期限、焼き菓子は賞味期限。商品ごとに選べます

洋菓子店は、傷みやすい生菓子と日持ちする焼き菓子を同じ日に作ります。ショートケーキやムースのような要冷蔵の生菓子はおおむね5日以内に食べきる前提なので消費期限、フィナンシェやクッキーのような常温の焼き菓子は賞味期限で表示するのが一般的です。

Coboardでは、期限の種別を商品ごとに選べます。日持ち日数を登録しておけば、製造日を選ぶだけで期限の日付が入ります。当日中のショートケーキと、30日もつクッキーが、ひとつの設定に縛られることはありません。

保存方法は「要冷蔵(10℃以下)で保存してください。」「直射日光・高温多湿を避け、常温で保存してください。」といった定番の文からその場で挿入できます。お店独自の文章を登録して使い回すこともできます。

  • 商品ごとに消費期限・賞味期限を選択
  • 日持ち日数を登録すれば、製造日から期限の日付を自動計算
  • 保存方法と特記事項は定番の文から挿入でき、独自の文も登録できる
  • 製造者の名称・住所は一度登録すればすべてのラベルに印字される

洋菓子で漏れやすいアレルゲンは、卵・乳・小麦の先にある

洋菓子は卵・乳・小麦がほぼ必ず入るため、この3つは誰でも意識します。漏れやすいのはその先です。くるみは表示が義務づけられた特定原材料のひとつで、タルトやパウンドケーキに入ります。アーモンドはマカロンやフィナンシェ、マジパンに、ゼラチンはムースやババロアに、もも・りんご・オレンジはコンポートやピールに、大豆はチョコレートの乳化剤として入ってきます。

Coboardでは、材料ごとに含まれるアレルゲンを登録しておきます。ラベルを作るときはレシピと仕込み品をたどって使われている材料を集め、「(一部に乳成分・卵・小麦を含む)」の形にまとめて表示します。表示で使う「乳成分」への言い換えや、特定原材料を先に置く並び順も自動でそろえます。

同じ厨房で別の商品を作ることによる混入への注意喚起は、特記事項の定番の文として用意しています。

  • 特定原材料8品目(卵・乳・小麦・えび・かに・そば・落花生・くるみ)に対応
  • 表示が推奨される20品目(アーモンド・カシューナッツ・ゼラチン・大豆・もも・りんご・オレンジ・ごまなど)にも対応
  • 仕込み品の中で使っている材料までたどってアレルゲンを集約
  • まとめ表示の文と並び順を自動で組み立て

スポンジ・カスタード・ガナッシュ。仕込みが層になっても原材料は1列に並ぶ

ショートケーキ1台は、スポンジ生地・シロップ・ホイップクリーム・いちごの組み合わせです。スポンジ生地の中には卵・砂糖・薄力粉・バターが入り、シロップにも砂糖が入り、ホイップにも砂糖が入ります。一括表示は使った原材料を重量の多い順に1列で書くため、手作業では3か所に散った砂糖を足し合わせ、全体をもう一度並べ替えなければなりません。

Coboardは仕込み品をひとつの材料として登録し、別のレシピで使えます。ラベルを作るときは入れ子を最後の原材料まで展開し、同じ材料は重量を合算してから重量順に並べ替えます。スポンジ生地をショートケーキ・ロールケーキ・デコレーションで使い回していても、それぞれの使用量に応じて按分されます。

  • 仕込み品(サブレシピ)の入れ子を原材料まで展開
  • 複数の仕込みに散った同じ材料は重量を合算
  • 重量の多い順に自動で並べ替え
  • 原価計算のために組んだレシピが、そのまま表示にも効く

クーベルチュール・マジパン・既製フィリングの書き方

洋菓子には、それ自体が複数の原材料からできている複合原材料がよく登場します。クーベルチュールチョコレート、マジパン、既製のフィリングやジャムなどです。表示ではこうした材料の内訳を括弧に入れて書きます。Coboardには材料ごとに「複合原材料の内訳」を入れる欄があり、「砂糖、カカオマス、乳化剤(大豆)」のように登録しておけば、ラベルではチョコレートの後ろに括弧付きで表示されます。

仕入れた商品名と表示に使う名前が違う場合は、表示用の名前を別に登録できます。素焚糖を「砂糖」と表示したい場合などです。水のように表示に載せない材料は、チェックで除けます。

添加物は原材料と分けてスラッシュで区切り、膨脹剤・乳化剤・香料のように用途名をつけた形で表示します。用途名はお店で使うものを追加登録できます。

  • 「複合原材料の内訳」欄で括弧内の内訳を表示
  • 表示用の名前を材料ごとに設定(仕入れ名と表示名が違う場合)
  • 水などは表示から除外
  • 添加物はスラッシュ区切り・用途名つきで表示
  • 原料原産地は専用の欄と原材料名の中の表記から選べる

焼き菓子の詰め合わせと、小さな袋に収める工夫

焼き菓子の詰め合わせは、複数の商品をひとつの箱にまとめるため、表示も詰め合わせ全体で作ることになります。Coboardでは複数の完成品をひとつのセットとして扱い、構成品の情報から詰め合わせ用のラベルを組み立てられます。この機能はProプラン以上でご利用いただけます。

洋菓子のラベルは貼る場所が小さいことも悩みです。クッキーの小袋や個包装のフィナンシェには、標準的な縦長ラベルが入りません。Coboardのラベルは14種類のサイズから選べ、レイアウトは栄養成分を省いたミニ、栄養成分を1行にしたコンパクト、左右2列の横型、標準の4つから選べます。サイズに合わせて自動で選ばせることもできます。

文字は収まるところまで自動で縮小しますが、読みにくい大きさまで小さくなる場合は警告が出ます。食品表示の文字の大きさは原則8ポイントで、表示可能面積が150平方センチメートル未満なら5.5ポイントまで小さくできる決まりがあり、Coboardはその上に読みやすさの下限を置いています。栄養成分だけ別のラベルに分け、バーコードをどちらのラベルに載せるかを選ぶこともできます。

  • 焼き菓子の詰め合わせ(セット)ラベルに対応(Proプラン以上)
  • 14種類のサイズ・4種類のレイアウトから選択(サイズに応じた自動選択も可能)
  • 文字が読みにくい大きさになる場合は警告
  • 栄養成分を別ラベルに分け、バーコードの載せ先を選べる
  • 印刷・PDF・PNG画像に加え、P-touch Editor 等の差し込み印刷用CSVも出力

使い方はかんたん3ステップ

1

材料を登録

材料ごとにアレルゲン・添加物の用途名・複合原材料の内訳を登録します。納品書の撮影から取り込むこともできます。

2

仕込みとレシピを組む

スポンジやクリームを仕込み品として登録し、商品のレシピで使います。入れ子は自動で展開されます。

3

商品ごとに設定して印刷

期限の種別・日持ち日数・保存方法・内容量を入力し、サイズを選んで印刷します。

よくある質問

ショーケースでの対面販売でも、ラベルは必要ですか?
お客様の前でその場で包装して渡す対面販売では、一括表示は原則として求められません。あらかじめ包装して売り場に並べる焼き菓子や、詰め合わせ、催事・マルシェ、通信販売では必要になります。判断に迷う場合は管轄の保健所にもご確認ください。
生菓子と焼き菓子で、期限の種別を分けられますか?
はい。商品ごとに消費期限・賞味期限を選べます。日持ち日数を登録しておけば、製造日を選ぶだけで期限の日付を自動計算します。要冷蔵の生菓子と常温の焼き菓子を同じ日に作るお店でも、商品ごとに別の設定で表示できます。
くるみやアーモンド、ゼラチンも拾えますか?
特定原材料8品目に加え、表示が推奨される20品目にも対応しています。アーモンド・カシューナッツ・ゼラチン・大豆・もも・りんご・オレンジ・ごまなども、材料ごとに登録しておけば仕込み品の中までたどって集約し、まとめ表示を組み立てます。
スポンジやカスタードを使っていても、原材料の並び順は正しくなりますか?
仕込み品の入れ子を最後の原材料まで展開し、複数の仕込みに散った同じ材料は重量を合算してから、重量の多い順に並べ替えます。生地とシロップとクリームに分かれた砂糖を、手で足し算する必要はありません。
チョコレートやマジパンの複合原材料は書けますか?
材料の「複合原材料の内訳」欄に「砂糖、カカオマス、乳化剤(大豆)」のように登録すると、ラベルでは括弧付きで表示されます。仕入れ名と表示名が違う材料には、表示用の名前を別に設定できます。
クッキーの小袋のような小さなラベルにも収まりますか?
14種類のサイズと4種類のレイアウトから選べます。栄養成分を省いたミニや、栄養成分を1行にまとめたコンパクトを使えば、小さな面積にも収めやすくなります。読みにくい大きさまで縮小されるときは警告が出るため、気づかないまま小さすぎる表示を刷ることを防げます。
焼き菓子の詰め合わせのラベルも作れますか?
複数の完成品をひとつのセットとして扱い、構成品の情報から詰め合わせ用のラベルを組み立てられます。この機能はProプラン以上でご利用いただけます。
料金はかかりますか?
Freeプラン(¥0)があり、まずは無料でお試しいただけます。新規登録では、より多くの機能を使えるBusinessプランを30日間無料でお試しいただけます(クレジットカード登録不要)。
原価計算もできますか?
はい。Coboardは食品表示と原価計算を同じ材料データで扱います。仕込み品の入れ子や歩留まりを含めた洋菓子の原価計算については、洋菓子店の原価計算のページで詳しく説明しています。

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