和菓子店・餅菓子店・甘味処のための 食品表示ラベル作成
和菓子の食品表示ラベルを、餡の登録だけで自動作成
和菓子をパックや折箱に詰めて棚に並べた瞬間から、包装には「一括表示」と呼ばれるラベルが必要になります。一括表示とは、名称・原材料名・添加物・アレルゲン・内容量・期限・保存方法・製造者などをひとまとめに記載した表示のことです。和菓子がやっかいなのは、同じ売り場に当日中に食べていただく上生菓子と、1か月近くもつ最中や羊羹が並ぶことと、中身のほとんどを占める餡が、それ自体は小豆と砂糖からできていることです。
Coboard(コーボード)は、自家炊きの餡をひとつのレシピとして登録しておけば、それを使う大福・饅頭・最中・どら焼きのラベルで餡の中身まで展開し、重量の多い順に並べ替えた一括表示を自動で組み立てます。餡の配合を直す場所は1か所で、その餡を使うすべての菓子の表示が新しい内容になります。
クレジットカード不要・無料プランあり
和菓子で食品表示ラベルが必要になる場面
お客様の目の前で折箱に詰めて渡す対面販売では、一括表示は原則として求められません。一方、あらかじめパックや化粧箱に詰めて売り場に並べる菓子、道の駅や直売所への委託、百貨店やスーパーの催事への出店、贈答用の詰め合わせ、通信販売では表示が必要になります。同じ大福でも、注文を受けてから包むのか、朝のうちにパックして棚に置くのかで扱いが変わります。
和菓子は季節で品目が入れ替わり、桜餅・柏餅・水無月・栗蒸し羊羹と、年に数週間しか作らない菓子がいくつもあります。1品ずつ手書きやExcelでラベルを作っていると、季節が変わるたびに同じ作業をやり直すことになります。
表示が必要かどうかの最終的な判断は、管轄の保健所やガイドラインもあわせてご確認ください。Coboardは表示内容の作成を支援するツールで、適合の確認はご利用者様側で行っていただく前提です。
- ✓目の前で包んで渡す対面販売:一括表示は原則として不要
- ✓パックや化粧箱に詰めて売り場に並べる菓子:表示が必要
- ✓道の駅・直売所への委託、百貨店やスーパーの催事:表示が必要
- ✓贈答用の詰め合わせ、通信販売:表示が必要
餡をひとつ登録すれば、大福も最中もどら焼きもラベルができます
和菓子店の商品は、粒餡・こし餡・白餡・うぐいす餡といった数種類の餡を、皮や餅を変えて組み合わせたものです。手作業でラベルを作ると、同じこし餡の中身(小豆・砂糖・水飴)を大福の表にも最中の表にも饅頭の表にも書き写すことになり、砂糖の銘柄を変えたときの直し漏れが出ます。
Coboardでは、餡を1回だけレシピとして登録し、それを大福・最中・どら焼き・羊羹の材料として使います。ラベルを作るときは餡の中で使っている材料まで展開し、皮の小麦粉や餅のもち米と合わせて重量順に並べ替えます。餡の配合を直す場所はそのレシピ1か所で、関係するすべての菓子の表示に反映されます。
仕込みの段が深くても同じです。小豆を炊いて生餡にし、生餡から練り餡を作り、その練り餡でどら焼きを作る、という重ね方をそのまま登録できます。詰める量が違っても、大福には35グラム、最中には25グラムというように、使った量に応じて原材料の重量が按分されます。
- ✓餡はレシピとして1回だけ登録し、すべての菓子から使う
- ✓餡の中の小豆・砂糖・水飴まで展開して重量を合算
- ✓生餡から練り餡へ、といった仕込みの重なりもそのまま登録できる
- ✓使った量に応じて原材料の重量を按分
重量順に並べると、砂糖が小豆より先に来ることがあります
一括表示の原材料名は、使った原材料を重量の多い順に並べます。和菓子で見落としやすいのは、餡を展開したときに砂糖が小豆より重くなる場合があることです。手作業では小豆を先頭に書いてしまいがちですが、Coboardは登録された分量から実際の重量を合算して並べ替えるので、その日の配合どおりの順番になります。
この並び順は、原料原産地の表示にも関わります。制度上、原料原産地の対象になるのは重量の割合がいちばん高い原材料ひとつだけです。Coboardもこの規約どおりに動き、いちばん重い原材料に原産国を登録していればその後ろに「小豆(国産)」のように表示し、登録していなければ表示しません。2番目に重い材料の原産国をそちらへ回すことはしません。
つまり、国産小豆を使っていても、餡の砂糖のほうが重ければ原料原産地の欄に小豆の産地は出ません。どの材料が1位になっているかは、組み上がった原材料名の並びでそのまま確認できます。表示の方式は、専用の「原料原産地名」の欄を作る方法と、原材料名の中に書き込む方法から商品ごとに選べます。
- ✓登録した分量から重量を合算し、多い順に自動で並べ替え
- ✓原料原産地の対象は、重量の割合がいちばん高い原材料ひとつだけ
- ✓1位に原産国が登録されていなければ表示せず、2位以下には回さない
- ✓専用欄に書く方式と、原材料名の中に書き込む方式を商品ごとに選択
当日中の上生菓子と、1か月もつ最中を同じ設定に縛りません
和菓子店の売り場では、当日中に食べていただく上生菓子・大福・団子と、数十日もつ最中・羊羹・干菓子が同じ棚に並びます。傷みやすいものは消費期限、日持ちするものは賞味期限で表示するのが一般的です。Coboardでは期限の種別を商品ごとに選べるので、朝生菓子と最中がひとつの設定に縛られることはありません。
日持ち日数を登録しておけば、製造日を選ぶだけで期限の日付が入ります。当日中の菓子は日持ち日数を0日にしておけば、製造日と同じ日付が印字されます。毎日の作業は、その日に作った品目を選んで製造日を今日にするだけです。
季節の菓子も、一度登録すれば商品として残ります。翌年の桜の時期に桜餅を作るときは、登録済みの商品を選んで製造日を指定するだけで、去年と同じラベルが出ます。
- ✓消費期限と賞味期限を商品ごとに選べる
- ✓日持ち日数を登録すれば、製造日から期限日を自動計算(当日中は0日)
- ✓季節の菓子も一度登録すれば翌年そのまま使える
- ✓複数の品目をまとめて選んで一度に印刷できる
和菓子の保存方法は、要冷蔵とは限りません
洋菓子と違い、和菓子は常温で置くものが多くあります。餅や団子は冷蔵庫に入れると硬くなってしまうため、当日中の菓子ほど常温での保存をお願いすることになります。一方で水羊羹や生クリーム大福は要冷蔵です。同じ店の中で保存方法が分かれるのが和菓子の普通です。
Coboardでは、保存方法を商品ごとに登録します。「直射日光・高温多湿を避け、常温で保存してください。」「要冷蔵(10℃以下)で保存してください。」「冷暗所で保存してください。」といった定番の文からその場で挿入でき、「おもちは冷蔵庫に入れると硬くなります」のようなお店独自の文章を登録して使い回すこともできます。
製造者の名称と住所は一度登録すればすべてのラベルに印字されます。製造者・販売者・加工者・輸入者の区分も選べます。
- ✓「直射日光・高温多湿を避け、常温で保存してください。」などの定番の文から挿入
- ✓要冷蔵・要冷凍・冷暗所の文も用意
- ✓お店独自の保存方法の文章を登録して使い回せる
- ✓製造者・販売者・加工者・輸入者の情報は一度の登録ですべてのラベルへ
和菓子のアレルゲンは、皮と衣と季節の材料から来ます
和菓子は乳や卵を使わないものが多いぶん、アレルゲンが「たまにしか出てこない」形で潜みます。薯蕷饅頭のつくね芋はやまいも、そば饅頭はそば、ゆべしや翁飴のくるみ、ごま団子のごま、どら焼きやカステラの卵、バターや生クリームを使う和洋折衷の菓子の乳、饅頭やどら焼きの皮の小麦、豆菓子の落花生。季節商品にだけ入る材料は、年に数週間しか触らないぶん忘れやすいところです。
Coboardでは、材料ごとに含まれるアレルゲンを登録しておきます。ラベルを作るときは、餡や皮の仕込みをたどって使われている材料を集め、「(一部に小麦・卵・やまいもを含む)」の形にまとめて表示します。表示で使う「乳成分」への言い換えや、特定原材料を先に置く並び順も自動でそろえます。
なお、小豆はCoboardが対応している特定原材料8品目にも、表示が推奨される20品目にも含まれていません。同じ厨房で別の菓子を作ることによる混入への注意喚起は、特記事項の定番の文として用意しています。
- ✓特定原材料8品目(卵・乳・小麦・えび・かに・そば・落花生・くるみ)に対応
- ✓表示が推奨される20品目(やまいも・ごま・大豆・もも・りんご・ゼラチンなど)にも対応
- ✓餡や皮の仕込みの中で使っている材料までたどって集約
- ✓まとめ表示の文と並び順を自動で組み立て
求肥や餅の添加物と、仕入れた名前と表示に使う名前
日持ちを持たせる求肥や餅、色を付ける練り切りには添加物が登場します。表示では原材料と添加物をスラッシュで区切って書き、用途名を登録した添加物は「着色料(クチナシ)」「酸化防止剤(ビタミンC)」のように用途名と物質名を組にした形で表示されます。用途名を登録していない添加物は物質名だけで表示されます。お店で使うものを追加登録できます。
既製の餡や水飴、甘納豆のように、それ自体が複数の原材料からできている材料には「複合原材料の内訳」を入れる欄があります。「砂糖、小豆、還元水飴」のように登録しておけば、ラベルではその材料の後ろに括弧付きで表示されます。
仕入れた商品名と表示に使う名前が違う場合は、表示用の名前を別に登録できます。納品書では「グラニュー糖」でも表示は「砂糖」、「上白糖」も表示は「砂糖」というように、仕入れの管理はそのままで表示だけ整えられます。
- ✓添加物はスラッシュ区切りで、用途名と物質名を組にした形で表示
- ✓用途名を登録していない添加物は物質名だけで表示
- ✓「複合原材料の内訳」欄で既製の餡や水飴の括弧内を表示
- ✓仕入れ名と表示名を分けて登録できる
進物の詰め合わせは、セットのラベルにまとめられます
和菓子の売上の山は、お盆・お彼岸・年末年始といった贈答の時期に来ます。詰め合わせは複数の菓子をひとつの箱にまとめるため、表示も箱全体で作ることになります。Coboardでは複数の完成品をひとつのセットとして扱い、構成品の情報から詰め合わせ用のラベルを組み立てられます。この機能はProプラン以上でご利用いただけます。
セットのラベルは構成品から初期値が自動で入り、詰め合わせの名称や期限をそこから調整できます。箱の中に当日中の生菓子と日持ちする最中が混ざるときは、実務上いちばん短い期限に合わせることになりますが、その調整を画面の上で行えます。
完成品のラベルには「名称」の欄もあり、「和生菓子」「半生菓子」のように商品ごとに登録できます。
- ✓複数の完成品をひとつのセットとして扱い、詰め合わせのラベルを作成(Proプラン以上)
- ✓構成品から初期値を自動入力し、詰め合わせ名や期限を調整できる
- ✓「名称」の欄も商品ごとに登録できる
その日の品目をまとめて選んで、一度に印刷できます
完成品の一覧からその日に作った品目をまとめて選び、一度にラベルを作れます。ラベルのサイズは40×60ミリの定番から100×60ミリの特大まで14種類、レイアウトは全項目を縦に並べる標準、左に文字で右に栄養成分表を置く横型、栄養成分を1行にするコンパクト、栄養成分を省くミニの4つから選べます。サイズに合わせておまかせで選ぶこともできます。
小さな和菓子の包装には小さなラベルを貼ることになりますが、詰め込むと文字が小さくなりすぎるため、読みやすさの下限を割るときは警告が出ます。印刷のほか、PDFや画像での書き出し、ラベルプリンター向けのCSV書き出しにも対応しています。
栄養成分は、饅頭のように個数で数える商品なら1個あたり、羊羹のように1本で数える商品なら1本あたりを自動で選びます。1個あたりで表示するときは、その1個が何グラムかもあわせて印字されます。栄養成分の自動計算はProプラン以上でご利用いただけます。
- ✓その日の品目をまとめて選んで一度に作成
- ✓ラベルサイズ14種類・レイアウト4種類から選択
- ✓文字が小さくなりすぎるときは警告
- ✓印刷・PDF・画像・CSV書き出しに対応
使い方はかんたん3ステップ
材料と餡を登録
小豆・砂糖・もち米・上新粉などの材料にアレルゲンと表示名を登録し、餡を1種類ずつレシピにします。
菓子を組む
大福や最中といった商品に、餡と皮をそれぞれの量で組み合わせます。期限の種別・日持ち日数・保存方法を選びます。
まとめて印刷
その日の品目を選んで製造日を指定すると、一括表示ラベルができます。印刷・PDF・CSVで出力できます。
よくある質問
- 餡の中の小豆や砂糖も、原材料名に出せますか?
- はい。餡をひとつのレシピとして登録し、大福や最中の材料として使えば、ラベルを作るときに餡の中の材料まで展開されます。皮のもち米や小麦粉と合わせて重量を合算し、多い順に並べ替えます。生餡から練り餡へ、といった仕込みの重なりもそのまま登録できます。
- 国産小豆を使っているのに、原料原産地に出ないことはありますか?
- あります。制度上、原料原産地の対象になるのは重量の割合がいちばん高い原材料ひとつだけです。餡を展開したときに砂糖のほうが重ければ、対象は砂糖になり、小豆の産地は表示されません。2番目に重い材料の原産国をそちらへ回すことはしません。どの材料が1位になっているかは、組み上がった原材料名の並びで確認できます。
- 当日中の大福と、1か月もつ最中を同じ店で扱えますか?
- 期限の種別は商品ごとに選べます。傷みやすい生菓子は消費期限、日持ちする最中や羊羹は賞味期限として登録できます。日持ち日数を入れておけば製造日から期限日が自動で入り、当日中の菓子は0日にしておけば製造日と同じ日付が印字されます。
- 「常温で保存」のような和菓子向けの保存方法も選べますか?
- はい。「直射日光・高温多湿を避け、常温で保存してください。」という定番の文を挿入できます。要冷蔵・要冷凍・冷暗所の文も用意しており、商品ごとに選べます。「おもちは冷蔵庫に入れると硬くなります」のようなお店独自の文章を登録して使い回すこともできます。
- 薯蕷饅頭のやまいもや、そば饅頭のそばも拾えますか?
- 材料ごとに含まれるアレルゲンを登録しておけば、餡や皮の仕込みをたどって集め、まとめて表示します。特定原材料8品目(卵・乳・小麦・えび・かに・そば・落花生・くるみ)と、表示が推奨される20品目(やまいも・ごま・大豆など)に対応しています。年に数週間しか作らない季節商品でも、一度登録すれば毎年そのまま使えます。
- 練り切りの着色料や、求肥の添加物はどう書かれますか?
- 添加物は原材料とスラッシュで区切って表示します。用途名を登録した添加物は「着色料(クチナシ)」のように用途名と物質名を組にした形で表示され、用途名を登録していないものは物質名だけで表示されます。既製の餡や水飴のように複数の原材料からできている材料は、内訳を括弧付きで表示できます。
- 進物の詰め合わせのラベルも作れますか?
- 複数の完成品をひとつのセットとして扱い、構成品の情報から詰め合わせ用のラベルを組み立てられます。構成品から初期値が自動で入り、詰め合わせの名称や期限をそこから調整できます。この機能はProプラン以上でご利用いただけます。
- 料金はかかりますか?
- 食品表示ラベルの作成はProプラン以上でご利用いただけます。新規登録では、Proプランの機能を含むBusinessプランを30日間無料でお試しいただけます(クレジットカード登録不要)。材料やレシピの登録はFreeプラン(¥0)でも行えます。
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登録は数分で完了。当日中の生菓子も、日持ちする最中も、同じ材料データから。
クレジットカード不要・無料プランあり
